2021年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、長引く新型コロナウイルス感染症の感染拡大により社会のあり方が大きく変化する1年となりました。
そのような中、NPO法人ユナイテッド・アースの活動にご理解と多大なるご協力を賜り、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
真心のこもったご寄付、支援物資をお寄せくださった方々、良心溢れるボランティアの皆様、多くの方のお力添えをいただき、活動を継続することができておりますこと感謝の気持ちでいっぱいです。
昨年、ユナイテッド・アースでは、7月に九州地方を中心として大きな被害をもたらした「令和2年7月豪雨災害支援」において、コロナ禍の災害ということで被災自治体の遠隔地からでも可能な後方支援の展開を進めてまいりました。多くの方のご協力をいただき、被災され困難な状況におられる皆様へ、約500万円分の物資支援を実施することができました。
また、海外での自立支援活動においては、長年継続しておりましたカンボジアでの「井戸設置プロジェクト」の建設数が延べ190基を越え、世界的に新型コロナウィルス感染拡大が続く中、約4000人の方へ清潔な水を提供することができ、命を救う支援となっております。
さらに、コロナショックにより影響を受けられた方への支援として 「ひとり親世帯への支援」を実施いたしました。合計23家族、37名のお子様をご支援させていただくことができ、引き続き支援を継続していく予定です。困難な状況下に輪をかけてコロナ禍で生活が苦しくなられた皆様にとって、多くの方からの想いのこもった支援は何よりの力となったのではないかと感じております。
支援活動を共に支えてくださいました皆様には改めて心から感謝申し上げます。
ユナイテッド・アースは、今後も「心育まれる希望あふれる社会」を実現すべく、海外の貧困地域への自立支援活動や環境保護活動、災害支援活動、人材育成、自立した幸福な社会づくり・地方再生など、様々な社会問題への取り組みを継続してまいります。
本年度も変わらぬご厚誼を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
2021年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
NPO法人ユナイテッド・アース事務局一同
