ARIGATOプロジェクト 実施報告!
更新日:2011年05月11日(水)
5月3日に「ARIGATOプロジェクト」のゴミ拾い+募金活動が
神戸、新宿、都留(山梨)で行われました!
今回は、神戸リーダーの前ちゃんの感想と各会場の写真を紹介します!
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神戸リーダーの前ちゃんです!^^
まず、プロジェクトに参加してくださった皆さんお疲れ様でした!
そして急な企画だったにも関わらず、
ご参加ご協力頂き、本当に「ARIGATO」ございました!
今日は、ARIGATOプロジェクトに関わらせて頂いた
感想についてまとめたいと思います^^*
東日本大震災が起こった3月11日当日、
私は留学先のアメリカロサンゼルスにいました。
「日本で大変なことが起きた・・・」
という母の涙声を聞き、慌ててつないだネットテレビで見た映像は、
凄惨な津波のニュースでした…
私はすぐに16年前に体験した阪神淡路大震災を思い出しましたが、
目の前で映る津波の映像は、そのとき以上の恐怖でした。
「なんてことだ! どうしよう!? どうしたらいい!?」
と、私は不安と焦りでいっぱいになりました。
「日本が大変なことになった。僕はどうしたらいいんだ・・・」
私は目の前が真っ暗になっていくのを感じました。
そんな時、アメリカの友人が私にこう声をかけてくれたのです。
「シンジ、心配しないで。 僕たちがいる。 シンジも日本もひとりじゃない。
一緒に立ち上がろう!」と。
私は涙があふれました。
「ひとりじゃない」 という、その言葉と想いが、私の心を勇気付けてくれたのです。
私は正直、このときの友人に対する「ARIGATO」の想いがなければ、
今回のプロジェクトに参加することはなかったと思います。
なぜなら、私は生まれてこの方「ただの一度もボランティア活動をしたことがなかった」からです。
そんな私を勇気付けてくれたアメリカの友人へ、いや世界中の友人たちへ、
私は今、「ARIGATO」の想いを届けたい。 「ARIGATO」の想いを表現したい。
そう思い、私は帰国したのです。
そうして帰国した私は、東日本大震災への復興ボランティアを探しました。
そして縁ある先生からご紹介いただいたのが、「ユナイテッドアース」でした。
私は運よく、5月3日「ゴミの日ムーブメント」の第一回ミーティングに参加することができ、
たくさんの仲間と、活動のきっかけを頂きました。
2回目のミーティングでリーダーを薦められたときは驚きましたが(笑)
それからの毎日は充実していました。
プロジェクト名も「ARIGATOプロジェクト」で定まり、
メンバー全員でHP作成・告知文の拡散作業を分担しました。
そうしたみんなの想いが集まった5月3日の当日。
現地には20名近くの「仲間」が集まってくれました。
一番遠くの参加者さんは、滋賀県彦根市から駆けつけてくれていました。
「昔神戸に住んでいて、この神戸からメッセージを送りたかった」
そんな想いをたくさん持った仲間たちが、あの日神戸に集まったのです。
僕はその日、たくさんの「ARIGATO」に、また出会うことができました。
想いをひとつに集まってくれた仲間への「ARIGATO」
街の人がゴミ拾いをしている私たちにかけてくれた「ARIGATO」
私たちの想いに共感し募金に協力してくれた人々への「ARIGATO」
この日、私たちは本当にたくさんの「ARIGATO」を集めることができました。
この「想い」、「ARIGATO」というたくさんの想いを、
私たちは被災地へ、そして世界中へ届けたいと思っています。
「ARIGATOプロジェクト」は私たちにたくさんの宝物をくれました。
復興支援活動への「きっかけ」と「仲間」、「きれいな街」に「未来への募金」。
私は、この様々な「ARIGATO」のパワーが、
「未来への力」につながっていくことを願っています。