皆さん、南三陸町よりユナイテッド・アースの瀬川です。
現地では各人担当の仕事にも慣れてきて、
避難所で生活されている皆さんから
感謝の声をいただくと本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
女性スタッフがベイサイドアリーナで衣服の仕分けをしているときに
地元の人の津波の時を話してくださり、
テレビで聞く体験談とは全く違ったリアルさに、
涙を堪えるのに必死だったそうです。
そんな辛い体験をされていても、
「いつまでも物資をもらってばかりでなく
自分たちで自立してやっていこう」と話す地元の方もいて、
改めて福興市を絶対成功させたいとスタッフ一同気持ちを
新たに活動しています。
夜に地元の人とお話させていただいたときに、
「ただ来て仕事だけをして帰っていくボランティアさんもいるけど、
それよりはこうやって顔を覚えて話ができる方が嬉しい。
それはもうボランティアではなく出逢いなんだろう。
何年後かに復興した時にまた来てくれたら嬉しいし、
逆に今度はそちらに助けにもいきたい。
作業が大事なんじゃなく、この町を好きになってくれることが一番嬉しい」
と言葉をかけてくださいました。
本当に嬉しかった。