3月復興カフェの感想④

午前中に引き続き被災地南三陸町でレインボーフラッグ班として、復興カフェを手伝ってくれた、

復興カフェ情報管理担当:森田 明大(チャオ)さん

復興カフェ電話・メール担当:小澤 あい子(あいちぃ)さん

から感想をアップさせて頂きます!!

宮城県(南三陸町) 森田 明大さん

3月11日の震災から1年が経ちその日を被災地である南三陸町で迎えました。

自分は関西にいてあの震災についてはテレビでしか見ておらず、被災地の「今」を昔の自分は知りませんでした。
「今、東北はどうなっているんだろう。あそこにいる人たちはどうしているんだろう。」と思う日々が続き、
そこで自分は被災地の現状が知りたくてこの南三陸町に来ました。
南三陸町のボランティアでは保育所に行ったり仮設所のイベントに参加したりと様々な活動に参加させていただきました。
どこに行っても子供たちは笑い、大人の方達も笑っていました。
活動をしている時には多くの人たちから「ありがとう」を言っていただきました。
自分たちボランティアは、住む所を住民の方のご厚意でお貸しいただいたり、
住民の方のご協力があるからこそ毎日の活動に励むことができます。

今回の復興カフェで様々な考えを持っている人と話すうちに、
南三陸町に来る前よりも自分の考えをしっかり持つことができているのに気づくことができました。
それはここで得た経験であったりたくさんの人たちの出逢いがあったからだと感じています。
自分は被災地での経験を多くの人に伝えていこうと思っています。

復興カフェは別に11日にやるものだけではないと思います。
友達と喋っているときに被災地での出来事をその友達に話し、真剣に東北のことについて思いを伝え合えばそれはある意味、
復興カフェなのかもしれません。」

自分はこの南三陸町のことを多の人に伝えようと思います。
子供たちの笑顔、保育所の先生たちの優しさ、共にボランティア団体として活動している地元の人達、
ワカメについて多くのことを教えてくれる漁師さん、毎日一緒に活動しているボランティア仲間。
そして自分たちを暖かく迎えてくれている南三陸町の人達。

その全ての人たちの笑顔と優しさを自分は絶対に忘れません。

復興カフェの後に書いたメッセージはこう書きました
「たくさんの笑顔とありがとう」
これは自分を支えてくれている全ての人に対して感謝の意を込めて書きました。

これからも今の気持ちを忘れず、東北に関わりながら頑張っていこうと思います。

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宮城県(南三陸町) 小澤 あい子さん

こんにちは。レインボーフラッグに携わっていた小澤(あいちー)です。
2月の復興カフェに一度参加しているので、今回で2回目の参加になります。
ここ宮城県南三陸町で開催された日は3月11日。
今まで通りの日常を過ごした方や現地で活動している私達ボランティア、
そして地元の方にとっては特に、震災について様々な思いで迎える日だと思います。

この日はNHKの震災追悼式典に合わせて行い、
震災発生時刻の15時46分、私達も1分間の黙祷を捧げました。

その後のシェアリングで私の班は人数が少なく、
一人当たりの時間に余裕があると思っていましたが、
一人一人の想いを順番に聞いていくと、あっという間に感じます。

南三陸町で生活し、町の人との信頼関係が出来ているからこそ気付いた事、
UEメンバーとの共同生活や普段の活動を通して考えた事
また、これまでに関わった町の人や子ども達が、
この日を迎えた時の気持ちを考えると、言葉に出来ない部分もありましたが、
それぞれ個人で持っていた今後の復興へ向けての思いも共有出来ました。

私が現地で過ごしていた期間は数週間で、見たものや感じた気持ちはほんの一部かもしれません。
それでも、南三陸町に住む人達の前へ進もうとしているたくましさを感じました。
町に信号は最近出来たばかりです。まだ瓦礫も残っています。
復興まで長い時間はかかりますが、現地の状況を見てこの町の人達と関わったことで
震災のことを忘れない、忘れてはいけないと再確認しています。

そして最後に全員で被災地に対する応援メッセージを書きました。
みんなの書いたメッセージを見てみると、
「ありがとう」「笑顔」「忘れない」という言葉がたくさんありました。
それは、南三陸町の人達の温かさ、壊滅的と言われている状態から、
もう一度立ち上がろうとする強さに触れたからこそ出た言葉だと思うのです。

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私たちは“絆”を大切にし、全国から応援しています!!

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