こんにちは!!
今回も7月11日南三陸町にて復興カフェを行いました。
ボランティア18人と地元の方3人で、語り部、シェアリングなどをしてとてもいい場になりました。
それでは参加したメンバーに感想を頂きたいと思います。
東京都 北野 修司さん
毎月11日に開催される復興カフェに参加しました。
最初のビデオ映像と「語りべ」という実際に被災をされた現地の方々の体験話では、
当時の生々しい状況を知る貴重な体験ができ、改めて今回の震災を思い起こし、
自分に出来ることや自分がやりたいことを考える素晴らしい機会となりました。
最後のグループ別意見交換会では、それぞれの思いやそれぞれの行動など数多くの意見が出たので、
比較ができた点や再認識ができた点で非常に有意義な会でした。
人の記憶は時間とともに薄れていきますが、関心を持ち続けることが、
大きな支援に繋がっていくのかもしれません。
そして、人は昔から自然に対峙し自然と協力して生きてきたのですから、その意識を
大切に行動していきたいと思います。
岡山県 中須加 由希さん
一人ひとりの3.11。人の数だけ見た景色は違う。
仲良く接してくれている地元メンバーたちの口から、当時の話を直接聞いたのは初めてだった。
いつもの底なしの優しさと笑顔の裏に存在している確かな記憶。本人さえ『目の前で起こっていることに現実味を感じられなかった』という。
心の傷は消えることはない。その傷を抱いたまま生きていく。そんな人々がこれから街を作っていく。
だれも経験していない未来に向かっていく。
きっと当事者だけでは見えないこと、できないことが出てくるだろう。
その隙間を埋める役目が、何も知らない私たちにできることなのではないか。
必要な所に自分ができる範囲で手を貸す。
私の日常で必要なことと、ここで必要なことは、本質的には同じ事だと思った。
地元に戻り、私の日常に戻っても、いつでも協力できるよう、関心を寄せ見守り続けたい。