こんにちは!!
復興カフェ統括リーダーのまこっちゃんです。
早速たくさんの方より復興カフェの感想を頂きましたので、
このブログにて記載させてただきます!!
東京都 則武 透子さん
今回カフェを通して、この一年で自分たちができたことは本当に小さなことだったと改めて思いました。
ただ、今回はボランティアに参加経験の有る方と無い方の両方が参加して下さり、
ボランティア経験の無い方にも現地の状況をシェアすることができたので、周りの人に現地の状態や活動を伝えるなど、
小さなことでも出来る限り動くことが大切だなと思いました。
また、震災から一年を振り返り、一年間で瓦礫処理、放射能への対策など新たな問題が多くうまれていることを実感しました。
今までよりも、これからできることのほうがきっともっと多いはず。
一年という節目の今日、日本や世界の各所に復興カフェなどを通して3月11日を振り返っている人がいるという事実に、
今後も東北を思って力を注げる人がたくさんいるのだという自信をもらうことができました。
今までできなかったことを悔やむのではなく、これからできることを探して、少しずつでも実行できていきたいと思いました。
神奈川県 木戸 冬彦さん
・今回の震災を受けて、世界が変わった。自分がどのように生きるべきか、生きたいか、そういったことがよくわかった。
・震災のおかげで政府・メディア・学者などの裏の部分がよくわかった。自分自身がしっかりしないといけない。
・もう県境なんてものはない。
・被災地への直接的な支援でなくとも、自己満足と言われてもとにかく何かしら行動をする。
・これからの理想とする日本社会を胸に描き、それに向けて一歩づつ行動する。それがゆくゆくは東北の復興にもつながる。
もちろん日本再生になる。
・福島への支援は本当に複雑で難しい問題。現地に残る人を支援することがいいのか、避難してもらうべきなのか。
・原発に代替する電力を選択していくこと、原発に頼らない生活を心がけること。
山梨県 織田 美恵子さん
参加者は、気仙沼から転居されて来た方、車いす生活をされている方、介護職の方、教員、学生の10名でした。
震災から1年を振り返り、どのように思っているかというテーマでは、避難場所や家族(仲間)との安否確認の仕方を再チェックしたり、
地域とのつながりを作ったりなど、防災意識が高まったという話がでました。
そして、被災地や地元で今後私たちができることというテーマでは、被災地での心のケア、
地元では昔から根付いている地域意識を大切にした安否確認方法や助け合い方法の構築などの話がでました。
その中で、被災地から転居して来た方をサポートしたいが、市に問い合わせても「個人情報の保護」という理由で、情報をもらえない。
また、被災して転居されてきた方同士でも、同じような理由で教えてもらえず、同じ境遇同士でのつながりも持てない、という話がでました。
個人情報の保護という壁により、サポートしたくてもできない、サポートを受けられるはずなのに
サポートを受けられない人が多いというもどかしい現実。何とかできないものか。
さらに、この地域(山梨)では、昔からの地域の仲間を大切にする文化があり、それはいいことなのだけれども、
一方で「よそ者を受け入れない」という面もあり、県外から避難してきた方、
学生、転勤など「よそ者」扱いで、コミュニティに入れていない現状。今こそ地域力!と思っていたのに(T_T)
自分から一歩前へ出て、この地域の人とつながる努力が必要だと感じました。
被災地から転居されて来た方は、生き残った人たちの苦悩を話してくださいました。
目の前で津波にのみこまれていく人たちを見て何もできなかった、「助けてくれ」と言われたのに助けられなかった、
なぜ自分だけ生き残った?一緒に津波にのみこまれれば良かったのか、思い詰めて苦しんでいる人がたくさんいるという話。
自分だったらどうしただろうか?悩みます。
まずは自分が助かる、そして余裕があれば助けに行く、自分ができる範囲で無理をしないで、自分を大切にする、
していいんだ伝えていきたいと話していました。
今回も、すごく考えさせられる話し合いになりました。
福岡県 寺崎 三希子さん
テーマ①震災から1年間を振り返り、どのように思ったか。
これか時間がたつにつれ、震災について考える機会が減ってしまわないように、復興カフェやその他のイベントなどにも積極的に参加し、
震災について忘れない努力を少しずつでもしていきたいと思った。
また、復興にはまだまだ時間も人でもお金もかかるけど、一人ひとりが一歩ずつ復興に向かって頑張っているということを
伝えていくことで被災地に行ったことがない人も復興への意識を高めてもっとみんなで頑張っていこうっていう
気持ちにしていけたらいいと思います。
テーマ②被災地や現地で今後私たちに出来ること。
現地に行けても行けなくても、被災した人たちの気持ちに寄り添えるような活動を続けていきたいです。
津波で流されてゼロからのスタートにはなるけど、前よりもいい街づくり(見た目だけじゃなく、内面的にも)が
できるような支援をしたいです。
⇒人とのつながりや、地域性、安心かんやぬくもりが感じられる街