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一人の人間の想いが多くの人の心を動かし、
そして映像の力によって今も日本中の人々に勇気を与えてくれる
一人ひとりの力は微力かもしれませんが、それが繋がり合った時、
現実を変える力になる
今回はそんな映像の力を感じさせてくれる
私の大好きな作品を紹介させて頂きます!!
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Cocooゴミゼロ大作戦vo.1
~正しい海への道のり ラブレンジャー参上~
「もしも歌が届いたら海のゴミを拾ってね」の巻
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映像は、Coccoが歌手を辞めて沖縄に帰った時、ゴミで汚れている
海を見てショックを受け、海の絵を描けなくなったところから
はじまります。
2年間、一人で海でゴミを拾っていたけれど拾っている側からゴミは
捨てられていきました。。。
海を諦めようと思ったけど諦めきれなかったCoccoは
ゴミを拾っていたときに歌っていた歌、‘Heaven’s hell’を歌うことで
人々に想いを届けようと動き出します。
一緒に歌を歌ってくれる子どもたちを探して、沖縄県内全ての中学校、
高等学校、そしてアメラジアンスクールにも足を運びました。
沖縄の人とアメリカの人の間で生まれてきた子どもたち、
アメラジアンの存在は沖縄でもあまり知られていないそうです。
那覇中学校での練習の合間に、子どもたちにCoccoは語りかけました。
『沖縄にアメラジアンという言葉があることを知ってほしい。
知らないことは罪だと思うから。
まず知ること、そして考えること、行動すること』
Coccoは自らの姿を持って子どもたちに大切なことを
教えようとしていました。
『沖縄は第三者を責めすぎだと思う。
第三者を責める前に自分に出来ることをしよう。』
Coccoにとってそれは目の前にあるゴミを拾うことでした。
『運動場を100週するのを見ていると1週はつきあってくれる人が出てくる。
そのためには100週走らないといけない。100週走らないと人を動かせない。』
人の心を動かすためにCoccoは自分に出来ることを行動していました。
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子どもたちからはこんな感想が伝えられました。
「ちょっとやっても変わらないかと思っていたが、
自分たちからしないと何も変わらないと思った。」
「自分も今までは人を責める側だったかもしれない。
だけど自分にまず何が出来るか考えるようになった。」
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まずは知ること、そして考えること、行動すること。