被災地で『希望』を掲げた意義

 更新日:2011年11月12日(土)

こんにちは。絆レインボーフラッグプロジェクトスタッフの外山瑞です。
 
 
私が絆レインボーフラッグプロジェクトに関わり始めたのは、10月中旬頃から。
すでにプロジェクトが走り始めた後に、何となく巻き込まれた形で始まりました。
ボランティアとして、この町に来ていながら、
来る日も来る日も、夜遅くまで、パソコンに向かっての事務・連絡作業が続き、
「何のためにこの町に来たのだろうか?」と疑問を感じることもありました。
また、「被災地で『希望の虹を掲げる』などと言って、反感を持つ被災者が
いるのではないか?」「ボランティア団体が被災地でお祭り騒ぎをしていると
見られないか」と自分の中で消化しきれていない部分もありました。
  
  
このプロジェクトを進める中で、たくさんの南三陸町の方々と出会いました。
フラッグを作成してくれた方々、
南三陸町で寄せ書きをしてくれた方々、
小学校や保育園の先生方。
どなたも、この町に虹がかかることを楽しみにしてくれていました。
いつしか、私のモヤモヤしていた気持ちは、
「もしかして反感を持つ人がいるかもしれない。
だけど、このプロジェクトを楽しみにしている人たちも確かにいる。
私は、この町で直接接してきた人たちの思いに応えたい」
という思いに段々と変わってきました。
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そして、何よりも、各地でがんばってくれているリーダーさん達や、
寄せ書きを書いてくれたたくさんの人たちのためにも、
絶対にプロジェクトを成功させなくてはいけないという気持ちが
強くなっていきました。
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そうして迎えた11月11日。
想像していた以上に、南三陸町にかかった虹の旗は色鮮やかで綺麗でした!
子どもたちから「すご~い」「きれい!」と歓声が上がりました。
フラッグの周りで、走りまわってはしゃいでいる子どもたちがいました。
じっくりとメッセージを眺めている子どもたちがいました。
今後この町の復興を担っていかなければならない子どもたちに喜んでもらえたこと、
それを見ただけで、もう十分でした。涙が溢れそうでした。
いろいろ迷いや疑問もありましたが、子どもたちの笑顔を見られただけで、
このプロジェクトに関われてよかったと、素直にそう思えました。
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この町に来て、この町の現状を見て、
復興までにはまだまだ長い道のりが必要だと感じました。
経済的・物質的な支援はもちろん今後も必要ですが、
今回のプロジェクトのように、この町の皆さんが笑顔になれるような
支援の形も必要なのではないでしょうか。
 
 
最後に、このプロジェクトを一緒に進めてくれた全国のみなさん、海外のみなさん、
そして南三陸町の皆さん、本当にありがとうございました!
ひとりひとりの力は微力でも、みんなで力を合わせれば大きな力になることを
改めて感じました。
これからも、みんなの力を合わせて、
被災地に、少しでも「希望」を与えていくことができたらと思います。
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