3月10、11日のボランティア活動~1~
更新日:2013年03月15日(金)
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こんにちは。
3月10、11日は一般社団法人 TSUNAGARIさんが主催された、
遺品捜索ボランティアと3周忌法要へ参加しました。
TSUNAGARIさんはUE同様に震災直後から南三陸町を支援されている団体です。
メンバーに地元の被災された方々がおられる点も、
UEとの共通点です。
さて、まず10日の活動ですが、
すごい強風だったんです。
最大瞬間風速30mの予報でした。
活動場所は歌津地区の泊崎半島。
当日集まった約100名のボランティアメンバーが、
地元の、要請のあった各所へ向かいます。
私は歌津の20数名の子ども達「シーモンキー」が行うビーチクリーン活動に同行しました。
長須賀海水浴場は、かつての海水浴場の面影なく、
津波で無残に削られた地形と、未だ崩れた道路、
砂浜に散らばる瓦礫が、2年という時の経過の虚しさを感じさせました。
強風の中、
砂が舞い上がり痛い!
ゴミを拾っても、ゴミ袋に入れるのに一苦労!
そんな状態ではありましたが、
子ども達はてきぱきと大きな流木や、へし曲がった鉄の棒などを集めていました。
大人たち・・・中でも男性陣は数名ずつに分かれ、
砂浜を端から1mくらいずつ堀り、ゴミを集めていました。
1mという深さを掘っても、瓦礫は出てきていました。
私たち、女性陣はそれぞれの場所でゴミ拾い。
一番多く拾ったのは、養殖網の千切れたもの。
他にも、ぐしゃぐしゃで、焼け焦げた後のあるストーブや、
よく分からないけど大きな機械がぺちゃんこになって、
砂浜に埋まっていました。
一度きれいにしても、瓦礫は海の流れや風で運ばれてくるのだそうです。
昨年の夏、沖縄の海へ行き、
震災後に初めて、海で泳いだこの子ども達は言ったそうです。
「地元の海がやっぱりいい」
「地元の海で泳ぎたい」
そして、自分たちの手で清掃活動を始めました。
皆、あどけない顔をした、中学生や高校生です。
彼らに、私たちはどう映っているんだろうか。
このビーチクリーン活動は定期的に開催し、
夏には泳げるようになることを目指しているそうです。
だから私はこれからもこの活動に参加し、
彼らと交流しながら、ふと湧いたこの疑問をいつか聞いてみようと思いました。