◇1年の振りかえり◇#6

 更新日:2013年01月10日(木)

シリーズ企画でお送りしています。
「緊急雇用創出事業が始まって以降のみんなの想いや変化」
第6回目は『佐藤 紀子さん』です。

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1年前はとにかく毎日不安でした。
人前で話すこともままならず、1度目の区切りの3月まで持つか不安でした。
でも、共に働くみんなと出逢って、一緒に仕事をさせてもらって
今まで自分が経験したことがない事をたくさん経験させてもらって、
「仲間で仕事すること」を実感することが出来ました。

学プロチームで、プログラムのアテンドをしているときも、
地元の人たちと会うと、
「元気だった?」「大丈夫だった?」と声をかけられることが多く、
今まであまり感じたことがなかった『人とのつながり』というのを
すごく身近に感じています。
「人ってこんなにもやさしくてあったかいんだ」と実感もしています。


今は語り部のお仕事をしていますが、初めのころは
人前で話すのが嫌で嫌で、逃げていました。
でも、話をすることによって、自分の気持ちはやっぱり辛いけど、
話を聞いてくれたお客様が、命の大切さをすごく感じて、
さらに考えてくれるんです。
そういう所が「私でも、誰かの役に立っている」と思えるようになりました。

お客様は南三陸に来て、実際の被災状況にびっくりされて帰ることが多いのですが、
この状況を見たお客様自身が、感じ取った気持ちを忘れずに、
少しでも「防災」や「減災」の意識を学んで欲しいと思います。

わたしは今後想定される、他の地域での災害で「命を落としてほしくない」
そういう気持ちが強くなりました。

最初は実家の家業を再建したい思いが強く、
でも、今まで狭い視野の中で仕事をしていたということもあって、
世の中を見てみたいなという思いもありました。

たくさんの研修を通して、今までとは違った考え方を
勉強することが出来たと思います。

最終的には、震災前に両親ががんばってきたお店を
兄弟とともに頑張って再建させていくことが大事だと思っていますので、
今までの体験や学びを糧に、今後に生かすことが出来たらいいなと考えています。

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