●○復興応援バイトを経験してみての感想 その11○●

 更新日:2014年05月28日(水)

南三陸町復興応援バイトに参加してくださった、
足立 衣香さん(愛知県出身)より、感想を頂きました。
 
kinuka-san
 
昨年の8月から、約8ヵ月間。
長いようで短かった、南三陸町での生活でした。
 
半ば“勢い”ともいえる衝動で、前職を退職し南三陸に来ることを決めた私。
 
「被災地のために何かがしたい」
 
「ボランティアのような一時的な支援ではなく、実際この地で働いて生活してみたい」
 
そんな思いを抱えいざやって来たは良いものの、
 
慣れない環境、慣れない仕事、
 
ここが被災地であることを忘れるほど自分のことで精一杯になり、
 
自分はいったい何しにここに来たのか、
自分のやっていることが本当に復興の役に立っているのか、思い悩む日々が続きました。
 
 

それでも、あんなことがあったとは思えない穏やかな海に奇麗な空、
 
少しずつ、ゆっくりと歩み始めた街の景色、
 
そんな中で力強く生きるここの人たちの笑顔や、同じ志しを持って集まった仲間の存在・・・
 
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それらは全部、ここに来なかったら出会えなかったかけがえのないものです。
 
 

8ヶ月過ごしても、南三陸のすべてを見たわけでも理解したわけでもありません。
8ヶ月過ごしても、私自身が復興の役に立ったとは実感できません。
 
でも、それで良いと思っています。
 
ここで過ごした時間を「思い出」にするのではなく、
これから先もずっと、たとえ離れていても思いを寄せていたい。
 
南三陸は私にとって“大切な場所”であり、
“大切な人たちがたくさん居る場所”になったのですから。
 
 

ここで出会うことが出来た全ての人たち、景色、感情、時間、全てに感謝します。
 
どうもありがとう。
 
また、必ず帰ってきます。