平和の祈りを
間もなく 平和の祈りの時間です。
皆さん、69年前の今、この時間に一瞬にして失われていった尊い命に黙祷を捧げさせて頂きましょう。
お時間があればぜひ、NHKをつけて 平和式典をご覧ください。
特に、こども代表の 平和への誓い は すごく心に響くメッセージとなります。
ユナイテッド・アース事務局でも原爆の残り火を灯し、静かに祈りをささげさせて頂きました。
平成25年度 こども代表の「平和への誓い」のご紹介
今でも、逃げていくときに見た光景をはっきり覚えている。
当時3歳だった祖母の言葉に驚き、怖くなりました。
「行ってきます」と出かけた家族、「ただいま」と当たり前に帰ってくることを信じていた。でも帰ってこなかった。
それを聞いたとき、涙が出て、震えが止まりませんでした。
68年前の今日、わたしたちのまち広島は、原子爆弾によって破壊されました。
体に傷を負うだけでなく、心までも深く傷つけ、
消えることなく、多くの人々を苦しめています。
今、わたしたちはその広島に生きています。
原爆を生き抜き、命のバトンをつないで。
命とともに、つなぎたいものがあります。
だから、あの日から目をそむけません。
もっと、知りたいのです。
被爆の事実を、被爆者の思いを。
もっと、伝えたいのです。
世界の人々に、未来に。
平和とは、安心して生活できること。
平和とは、一人一人が輝いていること。
平和とは、みんなが幸せを感じること。
平和は、わたしたち自らがつくりだすものです。
そのために、
友達や家族など、身近にいる人に感謝の気持ちを伝えます。
多くの人と話し合う中で、いろいろな考えがあることを学びます。
スポーツや音楽など、自分の得意なことを通して世界の人々と交流します。
方法は違っていてもいいのです。
大切なのは、わたしたち一人一人の行動なのです。
さあ、一緒に平和をつくりましょう。
大切なバトンをつなぐために。
平成25年(2013年)8月6日
こども代表 広島市立吉島東小学校 6年 竹内 駿治
広島市立口田小学校 6年 中森 柚子
※本日、平成26年度の「平和への誓い」も近日中に広島市のHPにアップされると思います