私たちユナイテッド・アースは設立以降、より良い未来を将来世代に継承すべく、海外支援、震災支援、教育、再生可能エネルギーの推進など、社会問題の解決に向け、全国・海外の仲間とともに様々なプロジェクトを進めてまいりました。
今、市民レベルの意識の変化が全国各地でアクションとなり、その潮流が新しい時代への幕開けを感じさせます。
日本国内でも2011年の東日本大震災を機に、多くの人がこれまでの利己的な利益至上主義ではなく、本来の日本の風土に根付く自然と共生していくという伝統的な価値観や他者への思いやりの文化を大切にしながらも、スマートで且つ快適な社会構造 への転換を望むようになりました。
しかし、日本社会に目を向けると、福島第一原発事故、少子高齢化に伴う地方の疲弊、産業の低迷、貧困の連鎖、虐待やいじめなど心の問題を起因とする痛ましい事件の数々…。
これが、今の日本社会の現実です。世界に目を向けても、本格化する資源や食糧、人口問題など地球規模の危機を前に、私たち人類は大きな岐路に立っています。今こそ、地方創生を成功させ、他に依存しない自立した社会、心育まれる幸福な社会、安心・安全で持続可能な 循環型の社会を市民のチカラで実現する社会変革の大きなターニングポイントなのではないでしょうか。
ユナイテッド・アースは、「新生 社会づくり十策」を軸に、市民の力を結集し、「自立型・循環型の新しい社会モデル」を必ず実現したいと考えております。 – 未来は「今、我々が何を為すか」にかかっている – これはインド独立の父として知られるマハトマ・ガンジーの言葉です。誰かの犠牲の上に成り立 つのではなく、誰かに依存するのでもない。その地域に暮らす人々が自ら生産し、互いに享受し、信頼のもとに繋がり合い、幸福な生活を送ることが出来る。このような社会を実現できる科学や技術が、既に地球にはあります。
私たち一人ひとりが、どちらの方向に舵を切るかで、未来は決まります。
あなたの一歩が、未来を決めるのです。ぜひ、一人ひとりが強い意志をもって立ち上がり、良心のネットワークを構築し、持続可能な地球の将来社会に向けて、一人で も多くの方が立ち上がって下さることを、私たちは強く願っております。
NPO法人ユナイテッド・アース 理事長
渕上智信
第一条子どもを守り健やかに育む社会
(低所得問題)
第二条心を育む人材教育と
豊かなコミュニティ形成
第三条産業の創出と所得の向上
(仕事をつくる)
第四条女性が活躍できる
社会の実現
第五条 高齢者の生きがい創造
(自立と役割)
第六条 魅力ある地方再生
(移住による東京一極集中の是正)
第七条デザイン溢れるエコロジー住宅と
ライフスタイル
第八条食糧自給率の向上と一次産業革命
第九条 自己治癒力を高める統合医療
(医療費削減)
第十条自立分散型エネルギー社会
(自然エネルギー)