次世代の人材育成-ソーシャル・アントレプレナー育成学

次世代の人材育成

社会変革の主体となる人物の育成を目指す!

「新しい会社モデルの創造」を実現するためには、その担い手となる人物の教育が必要不可欠です。
ユナイテッド・アースでは、「良心」を基軸とした次代を担う人材教育の取り組みとして、志ある社会起業家の育成を目指す「ソーシャルアントレプレナー実践学」を様々な大学機関等と連携し、学生・社会人向けに開講しています。

本講義では、実際に海外支援や震災復興支援、教育活動などに取り組み、「実践型・体験型」の学びを通して、「考え方」と「実践力(経営力)」の両面を高める全く新しいプログラムを展開。より良い会社を創りたい!苦しんでいる人たちを助けたい!多くの人の役に立てる人生を送りたい!そんな想いに共感し、共に未来の日本を創らん!と立ち上がる熱き若者たちに向けて、今、本当に必要な学びとは何か一魂を込めて、お伝えしています。

 

目次

本講座で学べる「3つ」のこと

日本、そして世界の社会問題の本質について学ぶ

チームに別れて興味ある社会問題を考案している授業風景の写真

 

大学での授業実績

年間30回/単位制授業 【天理大学:2013年・2014年実施】

・受講生:約80名の学生が受講(受講修了生含む)
・活動チーム数:12チーム

 

回数限定・コース別授業【同志社大学】

1)2013年11月~3月(同志社大学にて)

・学生コース :150分×6回/30名(関西の複数大学より)
・社会人コース:150分×4回/45名

2)2014年5月~10月(同志社大学にて)

・学生コース :150分×5回/40名(関西の複数大学より)
・社会人コース:150分×4回/45名 ※夏に合宿も実施

●授業内容
・レクチャー、映像学習、ワークショップ
・海外支援、被災地支援、教育、環境エネルギー、地域活性化などの
テーマ毎にグループに分かれて社会貢献の企画を立案、実践する

 

1泊2日セミナー【山口大学】

・1泊2日の合宿形式
・山口大学とUNGL(西日本学生リーダーズスクール)との共催事業として開催
・山口大学、山口学芸大学、九州国際大学、関西大学より20名が参加

●授業内容
・レクチャー、映像学習、ワークショップ、対話プログラム
・現代の日本社会が抱える問題の本質を知り、
・日本・海外のソーシャルビジネスの成功事例からその解決策を学ぶと共に、
・自分自身や他者との対話を通して自己理解・他者理解を深める。

 大学チームによる支援活動の実績例

大学チームによる支援活動の実績例。1.カンボジアの農村へ井戸支援5基。2.ケニアの家庭にソーラーランタンを7個支援。3.フィリピンの被災地域に仮設受託を1棟建設。4.ガーナの孤児院に50人分の蚊帳と食糧を支援。5.宮城県南三陸町の保育所へ紙芝居を20冊支援。

一部のチーム活動の紹介。1.活動飲食店などへの協賛営業。2.大学内での募金活動。3.フリーマーケットの実施。など。

授業の導入について(先生方へ)

図9

天理・人材育成

少子高齢化や長引く経済不況、心の問題など、様々な課題を抱える日本社会の中で、2011年東日本大震災による未曾有の被害を受けて、今、多くの人々の意識と行動が大きく変化しつつあります。

中でも、将来世代を担う20代~30代の若者の社会貢献意識が高まり、大勢の若者が被災地や各地でのボランティア活動に取り組んでいることは、その顕著な表れと言えるでしょう。

その一方で、学生の社会に対する不安は募り、就職率の低下、フリーター・SNEPの増加など、多くの問題が深刻化しています。

「ソーシャルアントレプレナー実践学」は、社会に巣立つ学生が、将来、主体的に社会問題の解決に取り組み、多くの仲間達とより良い社会を創造していくための「考え方」と「実践力」を身につけることを目的とし、私たちがこれまで多くの企業へ導入し続けてきた、人間力を創発する独自の教育のしくみとノウハウを活用した全く新しい教育プログラムです。

私たちは、本取り組みを通して、一学校での講義に留まることなく、学校や地域を越えた「良心のネットワーク」を育み、市民の連帯によって素晴らしい未来を創出することを目指しております。学生一人ひとりの人間力を高め、次代を担う「社会のリーダー」を育成する機会として、ぜひ本教育プログラムの導入をご検討頂ければ幸いです。

1.学生の人間力を高める

自分自身の生き方を見つめ直し、考え方を高める学びを通して、人として正しい判断基準を養い、豊かな心を育みます。また、「理(知性)」と「情(感性)」の両面をバランス良く高めるプログラムにより、知識に偏ることなく、学生一人ひとりの「人間力」を高めることを目指します。

2.経営視点を備えたリーダーシップのある学生を育成する

社会において大きな役割を果たす経営者が、良心を育み、「利己」ではなく「利他」の精神で「社会の公器」としての役割を果たしていけば、社会は急速に変化していくでしょう。このような考えのもと、想うだけではなく、実績を生み出し、社会を良き方向へと牽引できる経営者意識を持った人材を育成していきます。

3.学生の中からソーシャルアントレプレナーを輩出する

東日本大震災以降、多くの若者が「今、自分に出来ること」を考え、実践し、生き方や命の使い方を見つめ直しています。社会貢献マインドが高く、社会に素晴らしい影響を与え、人々を導くリーダーを貴校から続々と輩出し、世界の未来へ寄与する人材として活躍することを目指します。

4.就職率向上と、入学希望者の増加に繋げる

今、多くの企業が新しい舵を切り、経営改善を図っています。その中で求められている人材は、グローカルな視点と、社会貢献意識を持ち合わせた実践力の高い学生です。また同時に、世界の若者たちがソーシャルビジネスに大きく意識を向け始めた今、「次世代の人材育成(ソーシャルアントレプレナー実践学講座)」の取り組みは、新しいキャリア教育の雛型と成り得る可能性を持っています。

 

授業の効果

1.人間力向上によるキャリア教育への効果

2.学生の就職活動への効果

3.授業の独自性による、学生への求心力向上

こんな先生にオススメ!。なんとなく学生生活を送っている学生に刺激を与えたい。社会に出てからも役に立つ実践力を身に着けてほしい。入学当初から、将来について考える機会を与えたい。完成や心を育む時間を創りたい。

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学生コース

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1)講義風景

【学生】講義

2)グループワーク

【学生】ワーク

3)懇親会

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受講生の感想(学生)

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Kさん (経済学部 2回生)

本授業を通して、思ったことは世界中で僕たちは本当に恵まれた人間であるということです。数々の苦境や困難にさらされている人々がいる中で、毎日のご飯と水があり、大学に通って学習している私たちは世界的に見ればほんの一握りの存在です。このことを自覚しているか否かには行動に大きな差が生じると思います。良心が伴う行動には何か目には見えない力が働いているように感じました。授業を受けていなければこのようなことは考えもしなかったと思います。価値ある時間を過ごせたことを大変うれしく思います。今後も良心を忘れずに日々を過ごしたいと思います。

野村幸司さん (大阪経済大学 経営学部 2回生)

この講義ではソーシャルビジネスに関する概論や考え方を学び、良き心をもった学生達に出会えました。非常に前向きな思考で取り組まれており刺激をうけました!そして、最大の学んだことは、『良き心』が夢を実現させる上で大切だということです。『良き心』とは意味が2つあり、1つは『社会を良くしたい!』『困っている人を助けたい、幸せにしたい!』という慈悲と、もう一つは心が幸福感や充実感に満ち溢れているような良好な健康状態であるということです。この良き心に、人は共感し手を差し伸べてくれ、やがて大きな力になると考えました。この授業で学んだ『良き心』を毎日の生活から意識して行動に繋げていきたいです。

社会人コース

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1)講義風景

【社会人】講義

2)グループワーク

【社会人】グループ

3)懇親会

【社会人】懇親会

受講生の感想(社会人)

Nさん (20代・女性)

何をやるか。どうやるか。よりもなぜやるのか。この想いの部分が大切だと感じています。小手先の技術やノウハウではなく、想い。これに人は動かされていく。だからこそ想うことの大切さ。そして想いを人に伝えることの大切さを改めてこの講義を通して知ることができました。次に同志との出逢いの中で、つながることの大切さを知りました。一見違う事業に見えても根本は一緒。1人で夢をみている場合ではないことを痛感しました!発→練→動→確をおこない、失敗はあるかもしれないが、お互いを補いながら地球が笑顔になるために進化しつづけたい!何よりも私自身が上記のような行動の変化が起きてしまう講座はすごいと感じました!

Yさん (20代・男性)

授業の最初に渕上さんのお話で、頭と心の準備をして、レクチャーで頭を使える状態にし、感動映像で良心を呼び起こし、モチベーションを高めたところでグループワークで実践できるような心と思考回路になって話し合いをする。今まで参加してきた勉強会とはギアの入り方が全然違う実感が凄いです。勉強のためと受け身で参加した気持ちと違い、実践学を学び、実践者としての当事者意識の芽生えは、当初の自分の思惑と違い、目指す部分が高くなったことが大きな進歩となりました。

Mさん (20代・男性)

講義を受けて、自分の良心の波がどんどん広くなっていることを実感しています。私が今まで考えられていなかった視点が芽生えています。それは、「利己的な精神」ではなく、「利他的精神」で自分の命を全うするということです。人の為世の為に動き、小欲ではなく大欲を持って公益を図ること。利他の精神がめぐりめぐって自分に利をもたらし、その利を広げてくれることを信じたいと思います。もう中途半端な行動ではなく、しっかり実行していきます。

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