分かち合う。

 更新日:2012年12月29日(土)

968名と13,156名。
何の数字だと思いますか?
「968」は今年1年間に、ユナイテッド・アースのメンバーとして、
復興支援ボランティア活動に参加した方の数です。
それに対して「13,156」は延べ活動ボランティアです。
これを、今年は閏年でしたので1年間の366日で割ると約36。
今年、南三陸町を主な活動場所として日々、36名のボランティアが、
ユナイテッド・アースとして活動しました。
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ちなみに、2011年4月~12月まではどうだったのでしょう。
ボランティア参加された方の数は「973」。
それに対し延べ活動ボランティア数は「6,493」でした。
1日あたりの活動ボランティアは約24名。

ボランティア数は同じくらいの数なのに、
延べボランティア数が多いのはなぜか。
それは、
“一人あたりの滞在日数が長くなった”
からです。
13,156÷968=13.59/日
6,493÷973=6.67/日
今年は半年以上をここで過ごしたメンバーが10名以上います。

その日その日の、
目の前の問題が多過ぎて、
ただただ突っ走ってきた2011年に比べ、

2012年は・・・
介護福祉支援活動が始まり、
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さんさん商店街がOPENし、
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農業支援や復興農園が始まり、
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「学びのプログラム」が始動しました。
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仮設住宅での日々のサポートや、
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プレスタ(Play&Studyの略=学童保育のような活動です)は終了し、
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気仙沼、登米市、福島、大槌、大船渡などでも活動を展開しました。

登米市とのメガソーラー立地決定や、
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復興応援バイトの募集も始まりました。

帰ってしまったボランティアメンバーや、
関心が高くとも現地にはなかなか来れない方々を対象にした、
2ヶ月に一度のUEカフェミーティングも始まり、
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私たちも、南三陸町の人たちと一緒に、
東京や大阪に現状をお伝えする使命を持って飛び回りました。
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がれきを拾った日もあれば、
復興イベントで売り子として声を張り上げた日もあります。
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夏には蝉の声をBGMに草を刈り、
木を切り運び、
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漁港で、水産加工場で、汗を流しました。
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介護福祉施設で歌を歌った日もあれば、
子ども達と遊び、お母さんと泣いた日もあります。
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東北を訪れた多くのアーティストさんや著名人の方をご案内し、
去って行くボランティアを見送り、
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この町に住む事を決めたメンバーを迎え入れました。
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当初からテーマとして掲げている、
産業復興や雇用創出に向け、
継続発展するにはどうしたらいいのか、
地元の方、参加したメンバーと
泣き、笑い、考え、悩み、
今年も沢山の思いを分かち合いながら活動しました。
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参加したボランティアが増える毎に、
分かち合う思いも増えました。
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今年、ボランティア活動や学びのプログラム、
UEカフェミーティングに参加された方々、
ありがとうございます。
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来年も思いを分かち合う仲間が増え、
復興が加速するよう、これからもよろしくお願い致します^^
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