歌を歌って
更新日:2012年04月11日(水)
南三陸町でゴスペル・ミュージックを歌うイベント・ボランティアを
させていただいたミヤビです。
ボランティアに来て初めに思ったのは、
「帰りたい」
皆と会った瞬間にそう思った。
昔からいた人、いままで積み上げてきた絆
このなかでやって行けるんだろうか。そう思った。
私は、福祉施設で二日間イベントということで
高齢者の前で歌を歌うボランティアをしました。
高齢者のために とか
被災者のために とか
そんな大それたこと
言えないし、出来ない
でもこの南三陸町を見たときの悲しくて、悔しくて信じられなくて
そんな思いをこめて施設まで行きました。
それが、おばあちゃん達に会ったとき、
楽しく歌おうって思ったんです。
感動させるとか上手く歌うとかそんなふうじゃなくて、とにかく楽しく歌おうって
問題点や改善点もたくさんあったけど皆が笑ってくれたり泣いてくれたりして
大成功だったかなー?なんて思いました。
施設に行くときは、福祉チームの皆さんと一緒で
私が歌う時は、おじいちゃんおばあちゃんの横で
ずっと聴いていてくれました。
歌、よかったよと声をかけてくれました。
緊張してるわたしを柔らかくしてくれました。
ボランティアの皆とぐっと近くなった瞬間でした。
一緒に起きて
一緒にごはんを作って
一緒に食べて
一緒に掃除して
一緒にボランティアして
一緒に反省して
一緒に寝て
こうやって一緒に過ごせる
出会えた奇跡って本当に凄いって思った。
ボランティアに来ている人達を見ると、皆必死に悩んで
もっとはやく来たかった、もっと長くいたかったと、
後悔しながら前を向いて、一生懸命な人ばかりで
多分いろんなひとがいるから、ぶつかったりケンカしたり
するんだと思うけど、それでもここにいる皆へ
ユナイデッドアースの皆へ。
また歌を歌いたいと思った。
南三陸町へきて
自分が力になるより
自分が学ぶことの方が
多すぎて、だからもっと知りたい
そう思いました。
帰ったら南三陸町で感じた思いや経験を
伝えていかなきゃと思いました。
南三陸町で頑張ってる皆を、応援したいと思いました。
そして最後に、また来るね。
そう思いました。
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