「生きること」の意味を感じる

 更新日:2011年04月16日(土)

本日は、現地でユナイテッド・アースのボランティアとして活躍してくれている、
藤井 愛さんの声をご紹介します。
※現地の活動報告ダイジェストは下記URLをクリック!

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【生と死と、生の上で】
私たちが活動をしているアリーナの総合受付は、
はじめは息をつく暇もないくらい忙しかったのですが、
今はだいぶ落ちついて、南三陸町の佐藤町長が雑談をしに来たりします。
佐藤町長は、奇跡の町長とも呼ばれています。
http://www.sanspo.com/shakai/news/110315/sha1103150506022-n1.htm
そんな佐藤町長は、私たちボランティアにも
「がんばってね。無理しないでね。」
と、気軽に声をかけてくれて、私が
「ボランティアをやっていることが、地元の人に役立っているんだろうか? 
そう、思うこともあるんです」と正直に話すと、
町長さんは、
「それは仕方がないよ。こういう状況だから。
でもその中で、私達がどうしたらいいかオロオロしている頃から
ボランティアさんが来て、『これはこうしましょう!』
と、プロの仕事でてきぱきとやって下さった事が、本当に助かっています。
私達だけじゃどうしようもなかったんですから」と話してくださいました。
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町長さん・・・
ちょっと想像しただけでも、自分のことや周りの仕事仲間のことを考えただけで、
辛くなるだろうなぁと思うのに。。。
そして、私たちボランティアが、何をするのかを采配している
災害ボランティアセンターでリーダーをしている方も、
「今日も元気に、笑顔でがんばりましょう!」
と、毎朝の朝礼で必ず最後にみんなに掛け声をかけてくれるんです。
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実は、その方の奥さんも、津波で流されてしまい未だに行方不明。
そんな状況にも関わらず、まるで普通の職場のように、
明るく、周りにあたたかく接することを努めている人たち。
「いつまでも泣いてはいられない。」
そう言って、ひたすらやれることを先頭に立ってやってくださっています。
私にはそんな人たちに、どう言葉をかけていいのか、本当にわかりません。
その人の優しさに甘えているだけの気もするけど、
ただただ、頷いて任された仕事をこなしています。
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アリーナの外には、遺体が安置されているテントが並べられ、
そのすぐ数十メートル先には、炊き出しに生き残った人達が列を作っている。
「同じ場所でも、すぐ隣にいた人が津波に流され、
ほんの足一歩横にいた人が助かっている。」
そう被災者の方が話して下さいました。
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私がブラジルのアマゾンを旅していた時に、
「昨日君と一緒にお酒を飲んでいた彼だけど、今
日死んだよ。川でおぼれたんだ。人生とはそういうもんだ」
地元の人にこう言われたこともありました。
生も死も、すぐ隣にあって、同じ場所に混在している。
東京で生活していて、そんなことを肌身で感じることがあるでしょうか?
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愛ちゃんのブログを通しても、今回の震災は自然からの警告として、
私たちへ「生きること」の意味を再度呼びかけている様に思います。
佐藤町長のお言葉、そして、利他心を持ち、
現場で日々リーダーシップを発揮されている皆さんに、
頭が上がらない想いです。
今、私たちにできることは何か。
先日のチャリティーセミナーの後、
ボランティアMTも進み具体的に動きはじめています。
正式な活動については、随時ブログやメルマガで公開していきますね!!