音楽は時代を共有する道具

 更新日:2011年11月02日(水)

はじめまして。
南三陸町民の佐藤千尋です。
10月23日、岩手県釜石市で初めて開かれた復興祭に参加してきました。
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その復興祭には、第3回南三陸町福興市に出演いただいた「サンプラザ中野くん」が来る!!ということで釜石へ行ってきました。
地震以降、実は今回でサンプラザ中野くんとは3回目の出会いとなりました。
今でも最初の出会いはすごく印象に残っています。
はじめは、6月の宮城県登米市で行われた復興祭だったんですが、有名人のサンプラザさんに会うなんて、最初はこんな一般人が会ってもいいのかと、不安で不安で仕方がなかったんですが会ってみると気さくな方で、とっても優しい方でした。
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そして、そのときに話したことで、何と南三陸町の復興バンド「COLOR INDEX」と一緒にRunnerを共演することになったんです…で、南三陸町で毎月最終日曜日に開催している「福興市」にサンプラザさんと共演!!
やるという言葉を口にするのは簡単ですが、いざ練習となると、それぞれの楽器がバラバラになり曲にならない。。。何とも、もどかしい気持ちと有名人と共演という不安と巨大なプレッシャーを感じながらも、メンバーの誰もが必死に練習をし、やっと曲になった時のあの喜びは、今でも覚えていて、皆の気持ちが、ひとつになった瞬間でもありました。
そして、今回、釜石にやってきて、改めて、サンプラザさんのパワーを感じ!!会場全体がひとつになり音楽の凄さを知れました。
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素敵な言葉をサンプラザさんから貰らったんです。
それは『音楽は時代を共有する道具』ということでした。
音楽は何年経っても何歳になっても初恋のようなトキメキ、美味しいものを食べた時の気持ち、家族と一緒にいるような温かい気持ちが残り続けるということをサンプラザさんとの一緒のステージで教えてくれました。
私は最初、復興に、音楽はいらないんじゃないかって、そう思っていました…
でもサンプラザさんから、音を楽しむことも必要なんだと改めて教えて頂きました。
サンプラザさんから、教えて頂いたことを自分の力に変えて、学んだことを活かして南三陸町のために何かしたいと思います。
3・11この日起きたことは絶対に忘れてはならない
この日、大好きだった町が一瞬にして消えて無くなった…友達と遊んだ場所、通学路や田んぼや店など、一瞬で無くなったのが悲しい。
残っている友達と遊んだ場所を見るたびに胸が苦しくなりました。
でも、その場所があったから、助かったという人達がいた…今はその場所に感謝したいです。
7ヶ月が経ったけど、まだまだ人々の心の中にはあの日の出来事が残っている。
児童館や仮設のコンビニなど、出来ているが瓦礫はまだある。この瓦礫の山を最初は見るたび、現実ではないとずっと思っていました。
でも、今は正直に瓦礫の山を見ても、なんとも思わなくなっている。変わり果てた、景色に慣れる自分が何だか恐い。
この町で起きたことを、世界中の人達に覚えててほしい。
自分が3・11のことを忘れていたら
―…あの日何があったの?って、思い出させてほしい。
 
 
そのために、私は私ができること、音楽、仕事、なんでも一生懸命頑張ります。
どうかみなさん、これからも南三陸町のことを忘れることなく支えてください。
よろしくお願いします。