子供たちの笑顔

 更新日:2011年10月26日(水)

こんにちは。4泊5日で東京から参加したゆるかです。
キッズサポートチームの一員として活動させていただきました。
今回伺った伊里前保育所は、山あいの少し高台に位置しています。
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海が見える地点からだいぶ離れているこの場所まで、まさか津波は来なかっただろう
と思っていましたが、
3月11日は、園庭のフェンスを倒しながら津波が迫ってきて、先生方は子どもたちを
連れて急いで裏山へ避難したのだと伺いました。
給食室の前の壁には、津波がこの高さまで来たという印が、はっきりと記されて
いました。
こんなに小さな子どもたちが、どれだけ不安な思いをしたのだろう、
また、先生方もご自身の恐怖をこらえ、気丈に子どもたちを守る姿を思うと、
胸が苦しくなりました。
今回、一番印象に残っているのは、窓越しに迎えに来た家族を見つけて、
ぱっと顔を輝かせて教室から飛び出していく子どもたちの姿です。
毎日の何気ないこの瞬間、本当はとても幸せな光景なのだと感じました。
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4泊5日という時間は、本当にあっという間で、もっと長く滞在して活動に
参加することができたら…と、思わずにはいられませんでした。
短い期間で、何か力になることはできたのだろうか、とも思います。
南三陸町から東京に戻った今、
「南三陸町は、今日は寒くないかな。志津川中学校の仮設住宅で出会った方々や
保育所のみんなはどうしているかな」と、一日のうちに何度も南三陸町に
思いが飛んでいきます。
そのたびに、今ここでもできることは何だろうか、と考えています。
地震から七カ月。
南三陸町の方が、こうおっしゃっていました。
「今はとにかく前だけを向いて駆け続ける。後ろを振り返るのは、駆け抜けてからに
します。」と。
3月11日から今日まで、毎日何十人ずつもの人が、またこれから先もたくさんの人が
ユナイテッド・アースのメンバーとして活動に加わっていくことでしょう。
そして、いつかは我々も、自分自身の生活の拠点に戻らなくてはならない日が来ます。
けれど、何百人にも及ぶ「チーム-絆-」の仲間たちが、それぞれの地でそれぞれのかたちで、
これから先もずっと、南三陸町をはじめとする東北各地と気持ちを寄り添わせて、
一緒に前を向いて進んでいくのだと思っています。