カフェのある意味
更新日:2011年10月08日(土)
こんにちは。南三陸町でカフェに関わらせて頂いていたゆっこです。
カフェではリーダーを任せてもらいました。
カフェというのは志津川中学校にある仮設住宅の近くでテントを張って
そこでコーヒーとか紅茶を来てくれた人に
無料でお出しして、そこで一緒に話をする場所です。
なんでこのカフェが今必要かというと
仮設住宅には抽選で入ってるから隣の人も知らない人で
一人暮らしの方だったら話相手がいない状態が続いているんです。
このカフェをすることにより、来てくれた人同士が仲良くなっていただき
ボランティアが関わらなくても
仮設に住む人同士が仲良くなって
話相手ができてくれたらいいなって思ってできました。
この20日間で一番カフェやってて嬉しかったのは
見知らぬおじいちゃんとおばあちゃんが
5人ぐらい来てくれた日があったんです。
そしたら、あたしなんにもしてないのに
5人で座ってお茶飲みながら話しだしたんです
おばあさんどこに住んでたんですか?
誰と住んでるんですか?
部屋どこですか?って
5人で話してて、それがすごく嬉しかったんです
そしたらその日帰るころに5人で話てたうちの
おばあちゃん2人が手つなぎながら仮設の近く歩いてて
一緒に来てたUEの子らもいつもきてくれるかわいい子供2人も
いつもテントの横の集会所にいてくれる自治会のご夫婦も
みんなが出てきて、夕方の太陽きらきらしてるなかで
おばあちゃん2人が集会所の横で歌う歌って楽しそうに笑ってて
それを見たみんながほっこりしてて
まだまだ始まったばっかりのカフェですけど
あたしにとってはその光景を見せてくれた
あのテント1つのまだまだ始まったばっかりのカフェが
どんなに有名なカフェよりも
どんなに綺麗なカフェよりも
世界中で一番素敵な場所に思えました。
おばあちゃん2人が嬉しそうにしてくれてた
それだけであのカフェを任せてもらえて
リーダーっていうほどたいしたことできてないし
ちゃんと支持も出せてなくてみんなをいろいろ困惑させてしまいましたけど
おばあちゃんがおじいちゃんが子供たちが
仮設にいる人が1人でも笑ってくれる場所を
任せてもらえたことほんとに感謝してます。
南三陸であたしが元気をふりまかなきゃいけないのに
いつも笑顔と優しさをいっぱいいっぱいもらって
南三陸で出会えた人みんな大好きです
いつもありがとうございます