派遣先からの声:南三陸ホテル観洋 女将 阿部 憲子さん

■ 南三陸ホテル観洋



震災でかなりの企業・事業所が被害に遭い、中心部が8割も被災してしまったため、震災前は500社以上あった事業所の内、廃業や再建を決めかねている企業が200社以上あり、 非常に深刻な状況にあります。
再建した企業でも、小規模であったり、プレハブであったり、工場が再開しても、人手が集まらないといった問題を抱えています。
地元で募集をかけてもほとんど人が集まらず、機械を半分しか回せないや、何とか再建をしても人手がないために事業を継続することが困難であるというのは、残念で深刻な問題であると感じています。
 

南三陸町は人口の流出に伴って急速に「過疎・高齢化」が進んでいます。
ですから、この地域だけで労働力を確保するというのは非常に難しい問題なんですね。
「地域貢献」とは地元の方を雇用することと思っていましたが、地元で人が集まらないために、
ぜひ遠方の方々に南三陸町に来ていただきたいと思っています。
この、スピード感を感じられない流れを変えるためにも、広くいろんな方にかかわってもらうのが重要なことではないかと考えています。 
 
観洋女将インタビュー中

 

千年に一度の震災は千年に一度の学びの機会だと思っております。 
南三陸町でだれも体験できない経験をして、何かを学び取ってほしいです。
特に若い人に関心を持って関わっていただき、ここで見て・聞いて学んだことを、
次に伝える役割も担っていただくとありがたいなと思います。