第8回福興市 語り部

 更新日:2011年11月29日(火)

こんにちは。
 
広報班の山崎です。
第8回の福興市が無事に終わりました。
 
私はアリーナ内で行われた「語り部」のサポートをさせていただきました。
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「語り部」とは、
震災前から南三陸町観光協会の「地域ガイド」として活動していたメンバー約10名が、
「後世に語り継ぐこと」を使命とし、『3.11』あの日に何が起きたのか、
を語っていただくもので、福興市では4部構成になっており、毎回違う方がお話をされます。
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海の目の前のビルで被災し、屋上まで浸水しながらも助かった日。
自身は被災しなかったものの、避難してくる方々の受入れに奔走した日。
肉親を失った日。
待っていた友達が来なかった日・・・。
  
全てが同じ『3.11』の出来事です。
 
 
実は、私が語り部さんのサポートをさせていただくのは今回で4回目となります。
語り部さん達は「語り部」を通して、ただ被災体験を伝えたいのではありません。
同情を買いたいのでもありません。
 
そこには「皆さんにも防災意識を」「自助の精神を」という意図があります。
 
あの時、逃げていたら・・・
あの日、懐中電灯や毛布がもっとあれば・・・
 
あの日、あの時、
ほんの少しの判断や備えが、生死の分かれ目になりました。
まず、自分の安全を確保しなければ周りの人も助けられない。
悔しい思いをした人が沢山います。
 
 
震災から8カ月。
5月の福興市から始まった「語り部」ですが、
控室では毎回のように「今回は話したくない」「いや、やっぱり話さないと」という葛藤が見られます。
複雑な思いを抱えながらも、壇上に立たせているものは、
やはり「後世に伝える」という強い思いです。
「命ある限り」と言う方もいらっしゃいます。
 
今回は初めて、地元のお味噌屋さん「高長味噌」の高橋さんもお話し下さいました。
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南三陸町の復興を懸けて、町の商人達が賑やかに楽しくお店を開く、福興市。
日本、世界へ向けて「防災意識」を広める為に壇上に立ち続ける人達がいる、福興市。
 
福興市はまだまだ続きます。
ぜひ、次回の福興市へお越し下さい。

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