名足小学校、再開!
更新日:2013年11月03日(日)
こんにちは。
震災により、2階の数十センチまで浸水した名足小学校。
震災後は同じ歌津地区の伊里前小学校に間借りしていましたが、
11月8日に再開する事になり、
その引越しのお手伝いに行ってきました。
学校は震災の爪あとなく、リフォームされ、
校庭に建っていた大きなテントはなくなり、
遊具が陽の光を受けて、ピカピカに輝いていました。
1階も2階もすっかり新しくなり、子ども達の歓声が響く時を、
今か今かと待っているようです。
【津波が来た時刻で止まっていた時計】
【支援により、かわいらしい時計が時を刻み始めていました】
私達は学校の先生やPTAの方、支援団体であるつながりさんと一緒に、
250キロを超えるピアノや、自転車や一輪車、キャビネットを体育館から校舎へ運びました。
海から200メートル、津波が到達した学校ということで、
再開するにあたり、新たに避難道を設けるなどの対策を行い、
保護者の合意も得られたそうです。
「子ども達は絶対に守ります。それだけは絶対です」
教頭先生は力強くおっしゃいました。
11月3日には「心に花を*フォトプロジェクト」の方々により、
保護者や子ども達も一緒に桜が3本、植樹されました。
「津波で創立時から校庭にあった桜を伐採しました。
でもこれからは、この桜が新しい名足小学校の歴史を一緒に刻んでくれるんですね」
これは校長先生の言葉。
空は晴れ渡り、海はキラキラと光り、
子ども達は早速、校庭でキャッチボールをしたり、ブランコに揺られたり。
海に親しみ、海を正しく怖がりながら、
子どもらしく伸び伸びと学校生活を送ってもらいたいな。
※11月8日、無事に名足小学校は再開しました。
また桜が咲く頃に訪れたいです!
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