●2013年年末の挨拶

 更新日:2013年12月31日(火)

東日本大震災の発災から早くも3年。
まもなく2014 年を迎えようとしております。

本年は、町の復興状況も少しずつではありますが変化を実感するようになりました。
同時に社会全体も、景気回復や2020年東京オリンピック開催など、
震災・原発事故等の辛いニュースから、少しずつ明るい兆しも見えた年にも思います。

私たちも、発災当初からの理念・考えである、
長期的な視点を持ちながら「ボランティア活動」と「産業復興・雇用創出」の両輪を軸に活動して参りましたが、
今年は特に復興状況に合わせながら、活動を精力的に展開してまいりました。

南三陸町の方々の「雇用機会創出」「町の交流人口拡大」そして「防災意識の啓蒙活動」
この3つを目的に実施している「南三陸町復興学びのプログラム」では、
全国から約1000名を超える 一般の方々が参加。また、約40団体500名以上を超える企業・団体の皆様にも参加くださり、
南三陸町の語り部・ボランティア活動・仮設商店街・宿泊施設のご利用など、町の復興につながる様々な取り組みに従事していただくお手伝いをさせていただきました。

また、人口流出が激しい町に、長期に渡り就業しながら復興を支える「復興応援バイト」では、
述べ約100名以上を超える全国からの若者に南三陸町に来ていただきました。
水産加工場・観光業などの人材不足問題の解消と共に、
都会にはない町の魅力、地域力の素晴らしさを学ぶ機会づくりにも取り組みました。
特に、10月町長と復興応援バイトの方々との交流会では、
本プロジェクトの来年以降の展開につながる大きな機会になったと思ってい ます。

さらに、今年は私たちのボランティア活動を通して出会った若者が3組結婚し、
南三陸に永住するメンバーもおり、喜ばしい出来事も多くありました。

ボランティア活動・観光等による南三陸町への訪問から、復興応援バイトなど働きながら長期間南三陸町に関わる定住。
そして、結婚等による南三陸への永住という、3つのステップによる“流れ”と、
南三陸町に訪問された方が、それぞれお住まいの地域で防災・地域力などの意識向上につながる活動を展開していただく“流れ”という、
大きく2つの“流れ”を、まだ足りない点は多々ございますが、少しは生み出せたのではないかなと思っております。

これも、現地スタッフの頑張りはもとより、全国で私たちの活動に共感いただき、支えていただく皆様。
そして、何より地元の皆様のご協力とご賛同なくしてはできない取り組みであります。
この場を借りまして、皆様のご支援ご協力に厚く御礼申し上げます。

最後になりますが、私どもとしましては、
常に当初の理念・考えからブレず、利他の精神で、謙虚に、感謝の気持ちを忘れず、
この震災でお亡くなりになられた方々のためにも、
輝かしい復興に向けて、微力ながら貢献できればと考えております。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

ユナイテッドアース現地責任者 佐藤敬生

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