ボランティアに参加して思うこと

 更新日:2011年12月19日(月)

こんにちは。今回、三泊四日の最短期間で参加しましたレモンです。
 
今回は私にとって初めてのボランティアであり緊張していましたが、とても充実した時間を過ごすことができました。被害の少なかった東京で暮らしていると、生活のすべてが震災前と何ら変わらないように思え、ニュース等で流れてくる被災地のいまだ大変な状況がどうしても遠い出来事のように感じられてしまいます。なので、この大震災をずっと忘れないためにも、日本人として被災者の方の思いに少しでも近づくためにも、一度自分の目で現状を見たいと思い、参加を決めました。
 
まず、現地へ向かう日本赤十字社のバス車内に貼られていたアフリカの子供からのメッセージに目を奪われました。そこには “I would hug you if you were here. Get a rainbow in your heart.(君がここにいたら抱きしめたいのに…。心に虹を!)”とあり、虹の絵が添えられていました。遠く離れた国からこのような温かいメッセージが届いている一方で、自分も含め、今の日本人のどれほどがこれと同じような思いで被災地に目を向けているのだろうと思いました。
 
今回の活動中、最も私の心に残っていることは、12月6日の「畑イベント」とその後の昼食の時間です。「畑イベント」では、地元の方々とボランティアとで協力しながら、畑の雑草を処理し、肥料をまき、土を耕し、うねを作るところまでしました。作物を植える来春に向けての準備だそうです。他にも、別の畑でほうれん草やキウイ採りのお手伝いもしました。数時間でしたが、地元の方たちと農作業を通してコミュニケーションをとることができました。活動中は皆さん笑顔が絶えませんでした。何かを協同で行うということは、ただ会話をする以上に一体感が強まる気がしましたし、農作業自体私には初めての経験でしたので、いろいろと教えて頂きながら楽しい時間を過ごしました。
 
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そしてその後の昼食(とっても美味しいおにぎりと鮭のお味噌汁でした!)の場所で、数人の方から被災体験をお聞きしました。津波の時、波が迫ってくる中を車で逃げ切った後、恐怖と激しい動悸で7~8分は車を降りられなかったこと、足が水に浸かったまま数時間過ごさなければならず凍傷になった方々がいたこと、避難所では電気やガスよりもまず水の貴重さを感じられたことなど、実際に体験しなければ語れない、またニュースでは伝えられることのないリアルな声だと感じました。これらのお話を聞いた時が、今回ボランティアに参加して本当に良かったなと思った瞬間でした。
 
大切なのは、今回見たこと・聞いたことを、単なる自分にとっての「良い経験」で終わらせるのではなく、被災地、ひいては今後の日本全体のためにどう活かしていけるかだと思っています。私のように被災地から離れた場所に日常がある者は、どうしても日々の生活に追われ被災者の方々との心の距離が次第に遠くなってしまいます。それを避けるためには、現地に足を運び自分の目・耳で現状を確かめることが大切ではないでしょうか。それが難しい時は、この現代にはいろいろな情報ツールがあるのですから、それらを駆使して常に被災地へ目と心を向けておくべきだと思います。これが、今回私が感じたことです。また機会を作って参加したいです!
 
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