ベイサイド・ロック・フェスティバル

 更新日:2011年09月11日(日)

こんにちは。
メディアチームの原賀です。
震災から半年の9月11日、総合体育館で慰霊祭が執り行なわれた一方、
町の片隅で、『ベイサイド・ロック・フェスティバル』という音楽イベントが開かれました。
そのイベント取材の活動報告ブログです。
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『ベイサイド・ロック・フェス』は、南三陸町の音楽好きが10年前から毎年開いているイベントです。
3・11で失った楽器や練習場所、その他多くの困難の中、
大勢の音楽好きが協力して、今年も開催にこぎつけました。
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彼らが津波で失ったのは、楽器だけではありません。
2人の仲間を失いました。
『音楽が大好きだった、仲間との馬鹿騒ぎが大好きだった2人』
の為に開かれた、『追悼ロックイベント』なのです。
バンド仲間、友、親戚…。
皆が2人の為に演奏しました。
皆が泣いていました。
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けして上手い演奏ではありませんでしたが、
あんなにも気持ちが詰まった、『悲しいロック』を聴いたのは初めてです。
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実行委員長”よっちゃん”の言葉を記します。
「葬儀では泣けなかった。このイベントで2人に会えると思っていたから。
だけど今、あいつの下手糞なベースをもう聞けないんだな、と思って、
死んだ事実に気付いた。涙が止まらない。
このイベントは、2人に会う場所。来年も、その次も、じいさんになっても、
二人に会うために、南三陸町で続けていく。」
震災から半年、
いまだ残る深い悲しみと、未来に向かう一歩を目の当たりにした一日でした。